ハイパフォーマンスを叶える段階着圧設計の「Compression(コンプレッション)」、身体機能を整える「Conditioning(コンディショニング)」、あらゆる動きに快適にフィットする 「Comfort(コンフォート)」。3つの「C」を叶えることを目指してつくられたGoldwin「C3fit technology」シリーズ。スポーツやアクティビティにおいて、パフォーマンスをサポートするコレクションとして多くの方々に着用いただいてきました。
では前線で活躍するトップアスリートたちは、どのように活用しているのでしょうか。本連載では、アスリートの目線から「C3fit technology」シリーズの魅力に迫ります。今回話を伺ったのは、日本屈指の中距離ランナー、館澤亨次選手です。
館澤選手のトレーニングに無くてはならないもの。それが「インパクトエアーカーゴハーフタイツ」なのだそうです。
「メインの練習では、基本的にインパクトエアーカーゴハーフタイツを穿いています。僕の場合、トレーニング中にタイツを着用するのは、疲労軽減や怪我などのトラブル防止が目的。ハーフタイツを選ぶのは、スピード練習など速さを求めるトレーニングをする際に、ロングタイツだと膝の動きにストレスを感じてしまうからです。寒いシーズンになったら、インパクトエアーカーゴハーフタイツにコンプレッションカーフスリーブを合わせてスピード練習をすることもあります。この組み合わせだと、膝が自由に動かせて、同時にふくらはぎの冷えを予防できるので。ただ、膝の動きの制限が気になるようになったのは、中距離に本格的に取り組むようになってからで、それまではロングタイツをよく穿いていました」
ハーフタイツの中で、特に「インパクトエアーカーゴハーフタイツ」を気に入っている点はどこにあるのでしょうか。
「これは感覚的なところなのですが、インパクトエアーカーゴハーフタイツはしっかりと筋肉のブレを抑えてくれながらも、股関節が動かしやすいところが一番気に入っているポイントです。十分なサポート力があるのに、体の動きを妨げない感覚があるんです。いくらサポート力があったとしても、股関節の動かしにくさを感じてしまうと、スピード練習で使えません。スピード練習に対応できる柔軟性、怪我予防のためのサポート力を両立している点が最大の魅力ですね。細かい部分では、メッシュポケットが搭載されているのも嬉しいポイントです。ジョグに行くとき、カギやカード、補給用のジェルなどを入れておけるので、すごく重宝しています。これは、市民ランナーの方にも共感してもらえると思います!」
冬でもスピード練習の際はハーフタイツを選ぶ館澤選手ですが、「コンプレッションロングタイツ」を活用する場面もあるのだそうです。
「ジョグをするときには、コンプレッションロングタイツを活用していますね。スピード練習のような速い動きをするとき、ペースの上げ下げをする練習のときは、ハーフタイツとカーフスリーブの組み合わせにするのですが、一定のペースで淡々と走るジョグのときは、膝が隠れていても気にならないので、コンプレッションロングタイツを穿いています。コンプレッションロングタイツは着圧が適度で、穿き心地にクセもないので、多くの人にお勧めできるタイツだなと思います。筋肉のブレを抑えてくれますし、着圧によって脚のラインが整うので、人によっては脚が軽くなったように感じると思います」
走る距離が長くなるほど、「コンプレッションロングタイツ」の着用で得られる恩恵は大きい。そう、館澤選手は考えています。
「筋肉のブレや、着地や蹴り出し時のエラーというのは、一歩あたり数ミリにも満たないものかもしれませんが、走る距離が長くなれば、それが万単位で繰り返されることになります。疲労の蓄積や怪我を防ぐために、タイツの着用の有無は大きな差になるのではないかと思っています。市民ランナーの方で、膝や腰に不安のある方は、よりサポート力のあるインパクトエアーロングタイツをチョイスしてもいいかもしれません。シーンやコンディションに合わせて最適なタイツが選べるように、選択肢が用意されているのもGoldwinの魅力ですね」
ソックス選びにも一家訓を持っている館澤選手。トレーニング時も、レース時も着用するソックスは必ず5本指タイプと決めているのだそうです。
「指と指の間が開いて、それぞれの指がしっかりと使える感覚がある状態が好きなので、走るときは5本指タイプのソックスしか履きません。これは完全に好みの問題で、アスリートの間でも5本指派とそうじゃない派は分かれます。僕はシューズでもソックスでも指が締め付けられて、指と指の間が開かないものだと特に接地のときにストレスを感じてしまうんです。なので、トレーニングのときもレースのときも、C3fitのファイブトゥアーチサポート ショートソックスを愛用しています。ファイブトゥ アーチサポート
ショートソックスは、フィットが緩かったり、生地が硬かったりということもなく、履いていてとても快適です」
ランナーにとって、ソックス選びはシューズ選びと同じくらい大切なことだと館澤選手は考えています。
「ソックスが足にフィットしていないと、足とソックスが擦れてトラブルの原因になりますし、通気性の悪いソックスを選ぶとマメのリスクが上がります。Goldwinのラインナップには、通気性に優れたベンチレーティング ライト ショートソックスなどもありますが、自分の足や走り方の特徴にフィットしたソックスを選ぶことは、ランナーにとってとても大事なことだと思います」
質の高いトレーニングを継続していくために、いかに休むかもアスリートにとっては重要なこと。オンとオフをしっかりと切り替え、オフタイムで心身をリラックスさせることに重きを置いていると館澤選手は言います。
「学生の頃は、夜うまく眠れなくて、睡眠不足のまま朝練に行くということもあったのですが、その頃のような回復力もないですし、練習以外のときは体だけでなく頭や心もリラックスさせて休ませることを意識しています。そのオンオフのスイッチの切り替えに役立ってくれるのが、リオプティマム シリーズのスウェットです。練習を終えてシャワーを浴びたら、リオプティマム シリーズのスウェットを着るようにしているのですが、ゆったりとしたシルエットで肌触りも良く、とてもリラックスできます。寝るとき用のものも別に用意していて、睡眠時にも着ているのですが、暑過ぎたり、寒過ぎたりということがなく、快適に眠れています」