THE NORTH FACE 高松店のブログをご覧いただきありがとうございます!
香川の街中はやっと紅葉が見頃になりましたが、お山の方はすでに雪が積もっていてすっかり冬模様ですね。
時の流れが早すぎてうかうかしていたら、以前から食べてみたかった「秘境のカレー」のある山の家 奥槍戸がもうオフシーズンに入るいうことで、シーズン終了前ギリギリに行って来ました。
「秘境のカレー」とは剣山(徳島県)の南面登山口にある、山の家 奥槍戸のカレーのことです。
この山の家 奥槍戸まではとても過酷な道のりで、車で目指す場合四輪駆動車で車高のある車じゃないと通れない悪路をのぼります。(入り口に看板があります)
徒歩で向かう際は剣山から次郎笈を目指し、さらにその先の道幅の狭い山道を下らなければいけません。
引用:ヤマレコ
どちらにしてもカレーを食べるまでの道のりが険しく簡単には辿り着けないため「秘境のカレー」と呼ばれているそうです。
山の家 奥槍戸のカレーは知る人ぞ知る絶品カレーで食べた人はまた行きたくなるらしく、それはもう来シーズンまで待てないぞということで剣山から次郎笈を越えて食べに行ってきました。
今回は体力温存のため剣山8合目までリフトを使い、降り場の西島駅からスタートします。
いつもなら剣山山頂に向けて出発するのですが、今日は山頂には行かず次郎笈に向かって「秘境のカレー」を目指します。
平日でしたがこの日も次郎笈は賑わっていて、団体さんたちの全力ヤッホーが微笑ましかったです。
次郎笈山頂から南に進むと注意書きの看板が出てきます。(もうこの時点で電波は無かったので、携帯電話の使用は次郎笈に登る前がおすすめです)
ここからは笹の道をひたすら下ります。道幅が狭く、笹の葉が生い茂っているので道を見失わない様足元に注意して進みます。
笹の道を下り終わると次は山の斜面を下ります。アップダウンの少ない緩やかな道ですが、引き続き道幅が狭く一歩踏み外すとすぐ横は笹の崖。一瞬たりとも気を抜けません。
さらにこの気が抜けない状態が続きます。下れど下れど辿り着かない...。秘境の地に行くということはこうゆうことなんだなぁと思い知りました。
カレーを食べたい一心で、空腹と闘いながら下り続けること約2時間。ようやく山の家 奥槍戸に到着です!
店内はちょうどお昼時で、私が到着した時はバイクや車で来られてるお客さんが沢山いました。次郎笈からここまでほとんど人と出会わなかったので、お店の方やお客さんたちの姿を見て改めてちゃんと辿り着けたのだとほっとしました。「人がいる」っていう安心感は街中では感じられない、山ならではだと思いました。
安心したら余計お腹が空いたので、早速注文します。全メニュー美味しそうなのですが私は「おんな気カレー」を食べると決めていました。
量が多いかもと念の為タッパーを用意しており、注文時にお店の方に確認した所快く持ち帰りオッケーしていただきました。(自己責任)
そして念願の「おんな気カレー」とご対面!
トッピングが夢のように沢山乗っかっていてまさに大人のお子様ランチ!
カレーだけでもコクがあって美味しいのに、トッピングとの相性がバッチリすぎてどこを食べても美味しい。それでいてライスの量が多すぎずちょうど良い。
食べ始めて気付きました。そう、あぁこれ間違いなく食べきれるなって...。
その後タッパーがザックから取り出されることはありませんでした。
お店の方にご馳走様を伝えると「食べきれました?」と聞かれて、穴があったら入りたい気持ちで「全然食べられました!」と答えたら「そりゃ歩いて来てるから仕方ないですよ〜」とフォローしてもらいました。なんて優しい店主さん。
さらに、歩いて来た人には100円割り引きサービスがありお安くしてもらいました!歩いて来てよかった。
「おんな気カレー」でお腹も心も満たされたので、摂取カロリーを消費するため来た道を戻ります。
お腹がいっぱいで足取りは重かったですが、登山靴の重さのおかげで足元はふらつかず無事下山することが出来ました。
山の家 奥槍戸の今シーズンの営業は終わってしまいましたが、また来年暖かくなったら「秘境のカレー」絶対食べに行きたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
最後に今回使用したアイテムの一部をご紹介します。
皆さんも何かお探しのアイテムなどございましたら、高松店までお気軽にお問合せ下さい。