待ちに待ったスキーシーズンの到来。スキーヤーのみなさん、準備は万全でしょうか。友人や知人に誘われての久しぶりにスキーをする予定がある、という人もいるでしょう。Goldwinスタッフが選ぶSKIスタイリング バックカントリー編では、ライフスタイルを豊かにするモノコトを提供するコンセプトストア「GRAVITY KANDA」のスタッフ、田邉航也がショップに並ぶアイテムの中からおすすめのコーディネートを紹介します。

「GRAVITY KANDA」はスキー、スノーボードを実際に楽しんでいるスタッフが揃うショップ。田邉もシーズンに入ると、群馬、新潟、長野、岩手などの山に入り、バックカントリーを楽しんでいます。

田邉が実際にバックカントリーで愛用しているのが  <ゴアテックス スリーレイヤー ジャケット> です。

「スリーレイヤーのゴアテックスならではの防水性、防風性の高さはもちろん魅力ですが、着丈が短めで滑走時の脚の動きを妨げないところがとても気に入っています。また、表地のナイロンの耐久性が高く、ちょっとした藪漕ぎが必要なシーンでも安心です。中わたは入っていませんが、レイヤリングで体温調整しやすいですし、気温が上がる春までスキーを楽しむ人にはとてもおすすめです。今回着用したミネラルレッドは少し派手かもしれませんが、ブラックを選べば日常使いもしやすいですし、幅広いシーンで活躍してくれると思います。

バックカントリーを滑るときはジャケットにも収納力がほしいという人におすすめなのが、<ゴアテックス スリーレイヤー ワークポケットジャケット> です。サイドポケットには十分なマチがあり、物を入れても体の動きに干渉しにくいのが魅力ですね。着丈は少し長めですがアクティブなアウトドアシーンでの着用を想定したパターンのリラックスフィット設計で着心地は快適です」

ややゆったりしたシルエットのパンツが好みだという田邉が「使いやすくて気に入っている」というのが、<ゴアテックス スリーレイヤー カーゴビブ>。

「ダイナミックな動きを妨げにくいややゆとりあるワイドフィットで、滑走シーンに適した動きやすさと、運動追従性を追求した立体的なパターン設計を採用したビブです。内股と体側に大きめのベンチレーションがあるので、体温調節がしやすく衣服内がムレにくいのも魅力です。スキーヤーはもちろんですが、スノーボーダーにもぜひ試してもらいたいビブですね」

自身が店頭に立つときにも活用している <パーテックスカンタム ミッドダウンプルオーバー> は、バックカントリースキー時のミッドレイヤーとして、普段使いのアウターとしておすすめとのこと。

「単純にデザイン、シルエットが気に入っているんですけど、保温性が高くて軽量で、とても便利なんです。プルオーバータイプはサイドをガバッと開けることができて着脱もしやすいんです。デザインバリエーションとして、<パーテックスカンタム ミッドダウンジャケット> も展開しているので、好みで選んでもらえたらと思います。首元もかなり暖かいので、特に寒いシーズンのミッドレイヤーとしておすすめです」

インナーには保温性、調湿性に優れ、汗冷えしにくいウールを使ったアイテムが適していると言います。

「ウールタートルネックロングスリーブ、ウールクルーロングスリーブ、ウールレギンスは、アウトドアフィールドで長時間着用したときの快適性を追求して、天然のウール素材と機能的な化学繊維をハイブリッドさせたNIKKE AXIOを使っています。着心地のよさ、ムレにくさ、防臭性の高さといったウールの良さはそのまま。そのうえで、一般的なウール製品よりも耐久性が高く、ケアも難しくありません」


<ストレッチ グリッド バラクラバ> は「とにかく一度多くの人に試してもらいたい！」というイチオシの小物。

「個人的に、これが一番調子いいんですよね。ネックゲイターやバラクラバを使っていて、息で濡れて凍って呼吸がしにくくなってしまったり、ゴーグルに挟んで使ったらゴーグルが曇ってしまったっていう経験をしたことがある人は多いと思いますし、実際に僕もそういうのは仕方がないのかなって思っていたんです。ストレッチ
グリッド バラクラバは、薄手のポーラテックパワーグリッドフリースが使われているんですが、保温性と通気性のバランスが絶妙で。ゴーグルが曇りにくいですし、呼気で凍ってしまっても溶けるのが早いんです」

ゲレンデ編の記事でも紹介していますが、Goldwinのソックスのバリエーションが豊富でシーンや好みに合わせて選ぶことができます。

「僕がバックカントリーのときに実際使っているのは、薄手の <ウルトラ スィン ウィンターハイソックス> です。足裏の感覚を求める人、暑がりな人にはおすすめです。ショップでお客様の反応がいいのは、保温性を重視した <ミディアムウェイトウールハイソックス> 。ベース素材としてアクリルとウールを使用し、パイル構造にすることで高い保温性をもたせたソックスです。足先が冷えやすいという人には特におすすめですね。GRAVITY KANDAには、ウィンタースポーツ好きのスタッフが揃っているので、プロダクト以外のことでも気軽に相談して頂けたらと思います！」

【GRAVITY KANDA】
所在地：〒101-0052 
東京都千代田区神田小川町３丁目６番地 大栄堂ビル１F/２F
電話：03-3291-0770

「GRAVITY」は私たちが大切にしている様々なアウトドアスポーツ、登攀や滑降を伴うスポーツを楽しむうえで非常に大きく作用する自然の力である『重力』や、伴って働く引力や遠心力、張力などの副次的な自然の力を心身といかにマネジメントできるのか、そして自然と人、ブランドとお客様、ストアとエリア、想いと行動など、形のあるものないもの問わず統合的思考でより大きなシナジーを生み出すことをアイデンティティとし、エリアで暮らす方々や訪れる世界中の旅行者にとってライフスタイルを豊かにするモノコトを提供するコンセプトストアです。