こちらのBLOGでは、THE NORTH FACE PLAY が ”GORE-TEX” を題材に様々な情報をお届けします。
Vol.3 となる今回は、"GORE-TEX FOOTWEAR のメンテナンス方法" をご紹介致します。
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前回のVol.2では防水ジャケットにフォーカスしてメンテナンス方法をご紹介しましたが、今回はシューズにフォーカスしていきたいと思います。
ソールやアッパーなど、シューズそのものの劣化やコンディションによって、本来の性能が最大限に発揮されない場合があります。
シューズを綺麗に保つことで製品の寿命を伸ばし、いつまでも快適に履くことに繋がりますので、日頃から正しいメンテナンスを心がけましょう!
<STEP ①>
中敷きを取り出し、軽く叩きながらシューズの中に入った中から砂や小石などを振り落とします。
シューズの中に入った小石や砂利などの鋭利な異物は内側からGORE-TEXの素材を傷つけ、穴をあけてしまう可能性があります。
シューズを脱いだ後は日頃から中敷きを外し、中の石などを振り落としておくことも長持ちさせるポイントです。
シューズの底に泥が付いている場合も同様に、ブラシなどで汚れを落として下さい。
ソールに小石など詰まっている場合もきちんと取り除きます。
<STEP ②>
汚れが落ちたことが確認ができたら、シューズから紐を外し、洗っていきます。
ご自宅にあるブラシ(なければ布やスポンジなど)で少量の液体洗剤を含むぬるま湯を使用して洗い流し、汚れを落とします。
洗剤に柔軟剤、漂白剤、シミ抜き剤が含まれているとアッパー部分に影響を与えてしまう可能性があるため含まれていない洗剤をご使用下さい。
また、ブラシなとで擦る際はあまり強い力で擦らないようにご注意下さい。
汚れを落とした後はすすぎを十分におこないます。
十分にすすぎが行えず、洗剤などが残ってしまうとシミや機能低下の原因にもなるため十分にすすぎを行うのがポイントです。
この時、洗濯機は使用しないで下さい。
シューズの中が汚れている場合は、柔らかい布やスポンジを使用し、優しくこすり汚れを落とします。
<STEP ③>
汚れを落とし、よくすすいだ後は、風通しの良い日陰で陰干し乾燥を行います。
タオルなどで優しくおさえるように表面の水分を拭き取り、内側にはタオルを入れておくと早く乾くのでおすすめです。
GORE-TEXの防水ジャケットは熱処理を推奨してますが、シューズに関しては変形・変色の可能性があるため直接熱を当てるのは避けて下さい。
<STEP ④>
シューズが完全に乾いたら、アッパー素材全体に撥水スプレーをかけます。
撥水スプレーを施すことで、水だけでなく汚れも付きにくくなります。
撥水剤を使う際は、説明書の指示に従いご使用下さい。
抜いていたインソールや紐の汚れを落としてシューズに戻します。
インソールの消臭・防臭剤などお持ちであれば吹き付けメンテナンスを行います。
これら全ての工程が完了したらメンテナンス終了です。
メンテナンス後の保管の際は、高温多湿な場所は避けて下さい。
また、購入時の箱に入れての保管も湿気がこもりやすいため、風通しの良い靴棚など、なるべく湿気の少ない場所で保管しましょう。
登山などのアウトドアで防水シューズを着用する時は、吸水速乾性に優れたソックスを選ぶことも非常に重要なポイントです。
歩行中に足が冷たく感じる原因の多くは汗によるもので、綿などの水分を溜め込みやすいソックスの場合は、その水分で足を濡らしてしまいます。
冬季の登山でその状況になってしまうと、最悪凍傷にかかる恐れもありますので、そうならないためにも防水のトレッキングシューズと合わせるソックスは、ウールや化繊のものをお勧めします。
THE NORTH FACE PLAY では、"防水・撥水シューズ用のアイテム" や "GORE-TEX FOOTWEARの冊子" がございます。
GORE-TEX®︎のシューズの快適さの秘密などがご覧頂ける冊子でご自由にお持ち帰りできます。
長く商品を愛用して頂くために、日頃から正しいメンテナンスを心掛けましょう。
ご質問等ございましたら気軽にスタッフにお問い合わせ下さい。
皆さまのご来店、お待ちしております。