【 春の立山 】
春とはいえ立山は白銀の世界！

立山は北アルプス（飛騨山脈）中部山岳国立公園にあり、日本百名山のひとつです。また、立山というのは富山県が誇る3,000m級の名山で雄山3,003mを主峰とする大汝山3,015m・富士ノ折立2,999mの3峰からなる連峰の総称で、立山・浄土山2,831m・別山2,880mを立山三山と呼びます。

毎年4/15に富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」が開通します。


鉄道・バス・ケーブルカー・ロープウェイ等を乗り継いで3,000m級の立山連峰の雄山直下を貫通しています。

詳細は立山黒部アルペンルートHPへ

雪の大谷

室堂は世界有数の豪雪地帯です。更に吹き溜まりにより積雪が多く、除雪により高さ20mにも迫る巨大な雪の壁ができます。それが雪の大谷です。

山崎圏谷（山崎カール）

幅約400m、長さ約600mの圏谷は、氷河の浸食作用によって形成された地形で国の天然記念物に指定されています。

みくりが池

約1万年前にできた周囲約630m、水深約15mの北アルプスで最も美しい火山湖。凍った湖面が徐々に溶けていく様子は小さな南極の様です。雪の室堂平散策で雷鳥やオコジョに会えるかも。

バックカントリー

ふわふわのパウダースノーを標高3,000m級の大自然で満喫できる最高の環境！滑った後のシュプールは最高の思い出！
必ず登山届の提出・アバランチギア（ビーコン・ショベル・プローブ）を装備しましょう。

雪山登山

立山（雄山・大汝山・富士ノ折立）・浄土山・別山・龍王岳・真砂岳・奥大日岳・大日岳・剱岳へ
初級〜上級登山者の雪山登山が楽しめます！アイゼン・ピッケルを忘れないようにしましょう。

古くから立山は霊山として山岳信仰の対象となっていました。山へ籠もって厳しい修行を行うことで悟りを得ることを目的とする修験道が行われていました。その為、仏教的な名前の極楽浄土や地獄の場所が表された立山曼荼羅（今でいう登山地図）を使い参詣を勧め、立山信仰が広まりました。

動きやすさと乾きやすさをベースに、保温性・防風性・防水性を組み合わせ様々な気温や天候に対応する重ね着をしましょう。

アウターレイヤー

ポイント：雨風から身を守る！家で例えたら外壁！防水性・透湿性・防風性・保温性・通気性
アクティブな方には脱いだり着たりを必要としない、防水透湿なのに通気するメンブレン、FUTURELIGHTもおすすめ！

ミドルレイヤー

ポイント：行動中に体を冷やさない！だけどオーバーヒートもさせない！吸水性・保温性・通気性

ベースレイヤー

ポイント：肌をドライに保つ！吸水性・拡散性・速乾性

ボトムス

ポイント：ストレッチの効いた足捌きの良いもの。岩などに擦れても丈夫なもの。また、トップス同様に天候など状況によりレイヤリングをお勧めします。

シューズ

ポイント：コバ付きでソールが硬くアイゼン装着可能なもの。
室堂平散策程度ならクレストンの様な歩きやすいタイプでもOK。

次回、【 夏の立山 】編へ つづく