みなさん、こんにちは!
THE NORTH FACE Fビレッジ店スタッフの石戸です。
北海道にも夏山シーズンの到来で山好きな私たちは、うずうずとした気持ちを抑えきれず6月の終わりに山頂の「あるもの」を見たく日高山脈の一つである剣山へ行ってきました。
朝6時から3時間掛けて清水町にある剣山登山口へ到着!
剣山は日高山脈に属する山で標高1205m、アイヌ名「エエンチエンヌプリ」
意味は「とがった山」を意味しており、剣山は霊峰としても知られ登山口手前には『剣山神社』があります。
これからの山行の無事を祈願します。
始めは緩やかな傾斜の森の中を登っていきます。
鳥のさえずりも聞こえてきてテンションが上がります!
登山口から一時間程登ると視界が開け、一の森に到着。
5分程休憩をして息を整えます。
二の森、三の森を進むと山頂の手前に「母の胎内」という岩のトンネルがあります。
岩のトンネルをくぐると生まれ変われるといった言い伝えがあるそうです。
わたしも生まれ変われたのでしょうか……?
そして山頂手前にこの山の最難関!梯子場に到着です!
3点支持を意識しつつ梯子から少し身体を離して足元をしっかり確認します。
梯子は計4箇所あり高所が苦手な私にとってはなかなかのスリルでした!
梯子の苦難を乗り越え山頂に到着。
山頂にはいくつもの剣が刺さっています。
冒頭にお話した「あるもの」とはこの剣のことで、これを見る為に今回はがんばって登りました!
山頂のスペースは狭く、断崖絶壁。
その怖さを忘れるくらいにすごいのが、十勝平野が見渡せる360°の大絶景です。
ご利益があるかも!と記念に剣にも触って。
景色を十分に堪能し、下山開始です。
登るより降りる方が怖い!!
気を引き締めてゆっくりと時間をかけて無事下山。
今回は登り2時間30分、下り1時間40分で大満足な山行となりました。
日高山脈は、日本でも有数の山深さとして有名ですが、剣山はその中でも端っこにあるためアクセスしやすい一座です。
北海道では少ない信仰の山で、鎖場、梯子、スリリングな登山ができます。
是非、皆さんも山頂にある剣と十勝平野の眺望にチャレンジしてみてください!