こんにちは!THE NORTH FACE Mountain の渡辺です。
今回は、10月中旬にスタッフ2名とともに八ヶ岳へ1泊2日で小屋泊まりのトレッキングをしてきた様子をお届けします。
今回のコースはこちら。
<1日目>
ルート:美濃戸口〜南沢〜行者小屋〜文三郎尾根〜赤岳頂上〜赤岳頂上山荘
<2日目>
ルート:赤岳頂上山荘〜横岳〜硫黄岳〜赤岳鉱泉〜北沢〜美濃戸口
前日の夜、仕事を終えて今回の目的地となる八ヶ岳へ自家用車で向かい、赤岳山荘駐車場で仮眠をとります。
朝9時頃、登山届を提出して出発です!
登山計画は、天候や季節による日の入り時間を確認し、同行者のペースを考慮して無理のないプランを立てることが大切です。
美濃戸口から南沢コースを経由し、沢沿いを歩きます。道は整備されており、快適に進むことができます。
行者小屋を経由して、文三郎尾根を目指します。
徐々に高度を上げるにつれ、素晴らしい秋晴れの中、景色が広がります。
素晴らしい秋晴れ
岩稜帯に入ると、不安定な岩場を歩かねばなりません。
ここで非常に頼りになるのが、このトレッキングシューズです!
防水性はもちろん、岩場を歩く際の安定性が高いため、鎖やハシゴを乗り越えるシーンでも大活躍してくれます。
濡れた路面や乾いた路面でも滑りづらく、グリップ力も〇。
雨で濡れた岩稜帯はとてもよく滑るので、ぜひ参考にしていただければと思います。
この日の宿泊先は赤岳頂上山荘です。
赤岳頂上山荘は標高2,899mに位置するため、この時の10月中旬でも最低気温が約7℃。
室内にはストーブが焚かれていました。
小屋内の私は、ライトヒートジャケットを着用して快適に過ごすことができました。
軽くて暖かく、非常に心地よいアイテムです。
2日目の朝は風が強かったものの、晴天に恵まれ、素晴らしい雲海を見ることができました!
感動的な景色が広がっています。
岩場の下りは登りよりも慎重に歩くことが重要です。
ハシゴや鎖を繰り返し、登り下りしながら稜線を歩きます。
グローブは必須です!
順調かと思われた道中、急に天候が悪化。一気にガスがかかってしまいました。
しかしそれでも歩みは止めません。どんどん先へ進んでいきます!
横岳山頂に到着。
突然、霧雨が降り始めたため、体を冷やさないようにレインウェアを着用しました。
途中、硫黄岳小屋で雨宿りしつつ、大休止。
暖かいラーメンがとても美味しく、体が癒されます。
幸い、硫黄岳山頂に到達した際には雨は止み、ホッと一息。
下山中はガスがかかり視界が悪く、景色を楽しむことはできませんでした。
十数年前に同じコースを歩いた時も視界が悪く、残念な思い出がありますが、山は逃げません。
気を取り直して下山を開始します。
赤岳鉱泉に着いた時には雨も完全にやみ、北沢経由で美濃戸口へ無事下山しました。
下山中はとても残念でしたが、初日と2日目の朝に見た景色を心に刻みながら、次回の山行のモチベーションにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
今回着用したアイテムをご紹介いたします。
今回の内容が皆さんの次の山行の参考になれば幸いです。
安全に楽しい登山をお楽しみください!