ACTIVE
春先は天候が安定しづらく、気温が上がらない日も多い。
冷たい雨が時には雪へ変わることもあり、麓は暖かくても山頂付近や朝晩は冷え込むこともあるのでしっかりとした登山準備は欠かせません。
春の山はまだまだ多くの冬の気配を残しているので、そんな環境の変化にも対応できるようにアイテム選びと“ウェアリング”がとても大切な季節なのです。
特に温度調整に合わせて着脱のしやすい汎用性の高いミドラーウェアが重宝します。
REST
休憩の時に日の当たらない場所や水辺などでは寒さを感じることが多いのも春の特徴。そんな“からだを冷やさない”ためにも保温着はマストアイテムです。
中でも適度な保温性をもち、蒸れを軽減する通気性を兼ね備えたアクティブインサレーションが使いやすく便利。体の温まっていない登り始めなどにも有効です。
IN THERAIN
ウェアの濡れは体の冷えに繋がり、低体温症のリスクを高めてしまう。
そのため、“ウェアを濡らさないこと”=“からだを濡らさないこと”=“からだを冷やさないこと”これが登山では非常に重要になります。
そのためにも防水透湿素材のレインウェアの装備はマスト。おざなりにされがちなレインパンツも忘れずに。レインウェアは防風・防寒にも役立ちます。