主催:片山津温泉観光協会
協力:中谷宇吉郎記念財団、中谷宇吉郎 雪の科学館、映像ワークショップ合同会社
協賛:株式会社ゴールドウイン(フィッシャー事業グループ)
2022年1月16日(日)に行われた「中谷宇吉郎・雪の教室 - 雪とスキー道具 -(主催:片山津温泉観光協会)」に協賛しました。「雪は天から送られた手紙である。」という名言を残した中谷宇吉郎博士から、雪とは何か?を学ぶトークセションの配信になります。ぜひご視聴ください。
本編動画(83min.)
- SKIING IS NOT A LIFESTYLE. IT’S LIFE. –
ウインタースポーツは、私たちにとって全てを意味します。スキーメーカーとして約100年の歴史を持つフィッシャーは、あらゆるレベルのアスリート、あらゆる趣向のユーザー・プレイヤーに向けて、ウインタースポーツの心と魂を、その製品に埋め込むことでブランドを育ててきました。
フィッシャーはこれまで「雪」と生きる人々をサポートし、「雪」と共に生きてきました。私たちはいま一度、スキーを、そしてフィッシャーというブランドの自然観と生命観を見つめ直したいと考えました。
つまり「雪」とは何か?という根源的な問いを、改めて探求しようという試みです。
素朴な問いかけを続ける中で、ある一人の偉大な実験物理学者に巡り合うことが出来ました。
「雪は天から送られた手紙である。」
この言葉を残した中谷宇吉郎という科学者に、私たちは感銘を受けて「雪の教室」と銘打ったトークセッションを2022年1月16日(日)に、博士の故郷である石川県加賀市片山津温泉で開催いたしました。
1900年7⽉4⽇、⽯川県加賀市⽚⼭津温泉に⽣まれる。
1925年東京⼤学理学部卒業後、理化学研究所で寺⽥寅彦に師事。その後イギリスに留学。1932年に北海道⼤学理学部教授となり雪の研究を始める。
1936年3⽉12⽇、⼤学の低温研究室にて⼈⼯雪を作ることに世界で初めて成功。気象条件と結晶が形成される過程の関係を解明した。
他にも凍上や着氷防⽌の研究など、低温科学の新しい分野を次々に開き、晩年はグリーンランドの氷の研究に⼒を注いだ。科学研究のほか、随筆、絵画、科学映画などにも優れた作品を残している。
「雪の教室」にご参画いただいたのは、中谷宇吉郎博士を知る最たる二人の協力者。中谷宇吉郎ゆかりの地、「中谷宇吉郎 雪の科学館」古川義純館長と、博士を敬愛して創刊されたファンジン「イグアノドン」明貫紘子編集長。
- 役に立つ科学 - を標榜実践された、中谷宇吉郎博士の研究からは、地球の気候変動の問題から、現代の文明発展の基礎研究にまで、その驚愕的なる自然観と先見性を感じざるを得ませんでした。中谷宇吉郎博士が、雪の結晶を通して覗いた世界をぜひご覧ください。
「⼈間の眼が、いまの⼗倍か⼆⼗倍くらいに拡⼤されたら、雪⼭など、もったいなくて、とても歩かれないであろう」
中⾕宇吉郎「誰も⽣まれないまえから雪は降っていた / 極北の氷の下の町」より
中谷宇吉郎雪の科学館館長/北海道大学名誉教授
日本結晶成長学会の会長や、北海道大学の低温科学研究所の所長などを歴任し、国際宇宙ステーション「きぼう」で氷の成長の宇宙実験を行ったことでも知られる。
イグアノドン編集長/キュレーター/メディアアート・アーカイブ研究者。SKIPCITY映像ミュージアム、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]学芸員。inter media art institute Duesseldorf(imai、ドイツ)の客員研究員などを経て、現在、映像ワークショップ代表。
フィッシャーは1924年からスキー製造の事業を行ってきました。以来、フィッシャーは世界的なスポーツ用品ブランドとして成長してきました。 私たちは個人経営の同族会社であり、事業は「家業」として取り組み続けており、ウィンタースポーツの心と魂を、その製品に埋め込むことでブランドを育ててきました。
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