ツアースキーの醍醐味はその⾃由さにあります。基礎スキーは技術を追求する楽しみ、競技スキーは体を鍛え上げてタイムを競う楽しみがありますが、ツアースキーの楽しみ⽅は幅広く、堅苦しいものではありません。
どこを登ってどこを滑る、またどこで泊まって(テント、雪洞等)どこまで滑るのも⾃由です。またはちょっと体を動かしに1、2時間だけスキーを履いて⼭を登ってきたいだけでもいいですし、「誰も滑ってないルートに挑戦する」「最⾼のパウダースノーを誰よりも先に滑りたい」「憧れのヨーロッパのツアースキールートに挑戦したい」などなど、⾼い⽬標を⽴ててもいいでしょう。
夏⼭と違って登⼭道を歩くのではなく、⾃分⾃⾝の思ったように憧れの⼭に⾃分だけのシュプールを描くことができる。それがツアースキーの魅⼒、醍醐味ではないでしょうか?